洗濯機周辺にゴキブリ?なぜ多い?対策すべきは排水溝です。

2026-10-12

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洗濯機の近くにゴキブリが現れることが多い理由を解説するイラスト

この記事の結論

  • 洗濯機の中で増える? 洗濯機の中(洗濯槽)でゴキブリが増えることは、まずありません。隠れ場所になるのは、洗濯機の下や裏です。
  • どこから来た? 主に、洗濯機の排水口(排水溝)、脱衣カゴの洗濯物、ほかの部屋の3つです。
  • まず何をする? 排水口のトラップに水(封水)がたまっているかを確かめてください。東京都の資料によると、長い間水を流さないと、この水が蒸発してなくなることがあります。
  • 何度も見るなら? 洗濯機パンの裏など、見えない所に潜んでいることがあります。見分け方は、下の「ここで分かれます」の欄にまとめました。

洗濯機周辺でゴキブリを見かけたとき、「洗濯機の中で繁殖しているのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。

ただ、結論から言うと、洗濯機内がゴキブリの繁殖地になることはないんですよね。 それよりも注目すべきは、洗濯した水を排水する排水溝の方です。

※もし、ベランダや屋外に設置している場合は、室内とは侵入経路が全く異なります。先に「外置き洗濯機に必須のゴキブリ対策と安心できる方法」をご確認ください。

現場の感覚でも、実際に排水溝を侵入経路としてゴキブリが室内に入ってくるケースが多いんですよね。特に、長期間使用していない排水溝では、トラップ内の水が蒸発し、下水側からゴキブリが侵入するリスクが高まります。

また、ゴキブリが洗濯物に紛れて持ち込まれたり、別の場所から侵入して洗濯機の下や裏側に隠れるケースもあります。こうした原因を理解し、適切な対策を取れば、ゴキブリの発生は防げると思います。

この記事では、ゴキブリが洗濯機周辺で発生する原因とその対策について詳しく解説します。

ゴキブリ駆除対策の専門家/現場経験10年以上/施工実績10,000件超

洗濯機でゴキブリを見たら、まず確かめること

洗濯機の中や下でゴキブリを見たときは、次の3つを確かめると、どこから来たのかの見当がつきます。

1. 排水口のトラップに水があるか
排水口のトラップにたまった水(封水)は、下水からの虫や臭いを防ぐためのものです。東京都の資料では、目皿やカゴ、「わん」(水をためる部品)を外し、懐中電灯で照らすと水面が光るので分かる、と紹介されています。長く使っていなかった排水口は、この水が蒸発してなくなっていることがあります。

2. 排水口・洗濯機の下・脱衣カゴのまわりにフンがないか
GCleanの現場では、洗濯機まわりの排水溝にフンの形跡があり、中から3匹のクロゴキブリが見つかったことがあります。

3. 見たのは1匹か、何度も見ているか
洗濯機の下や裏は、外やほかの部屋から入った1匹が、一時的に隠れているだけのこともあります。何度も見る場合は、下の「ここで分かれます」の欄をご覧ください。

洗濯機でゴキブリが繁殖しない理由

「洗濯機の中にゴキブリが住み着いているのでは?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、ゴキブリが繁殖するためには以下の条件が必要です。

  • 湿気が一定している(極端に乾燥しない環境)

  • エサがある(食べ物のカスや有機物が豊富)

  • 安定した隠れ家がある(振動や水の流れがない)

しかし、洗濯機は定期的に水が流れ、振動があるため、ゴキブリが安定して住み着くには適さない環境 です。また、食べ物のカスが溜まることもほぼないため、洗濯機内で繁殖する可能性は極めて低いと言えます。

ただし、洗濯機の下や裏側 はゴキブリの隠れ家になることがあり、排水溝を侵入経路としているケース もあります。次に、ゴキブリが洗濯機周辺で発生する主な原因を見ていきましょう。

なぜ洗濯機周辺でゴキブリを見かけるのか?

洗濯機周辺でゴキブリを見かける主な原因として、以下の3つが挙げられます。

GCleanが2025年9月〜2026年8月の12か月に受けたご依頼のうち、ゴキブリを見つけた場所を数えた1,478件(予防のご依頼などを除く)では、洗面所が171件(11.6%)で、キッチン568件・リビング335件に次ぐ3番目でした(ご依頼データの表と数え方)。この数は洗濯機のまわりかどうかを分けていないので、洗濯機が原因だとまでは言えません。それでも、洗面所がゴキブリを見かける場所として珍しくないことは分かります。

1.排水溝からの侵入

ゴキブリは排水溝を通じて屋内に侵入することが多く、特に長期間使用されていない排水溝 では、排水トラップの水が蒸発し、ゴキブリが上がってきやすい状況になります。

福岡市の下水道の担当課によると、下水道管の中は外気より暖かく、害虫にとって住みよい環境と言われています(福岡市「下水道管の害虫(ゴキブリなど)への対策について」)。

✅ 実際にあったケース

  • 見失ったゴキブリの駆除依頼で、洗濯機周辺を捜索していたところ、排水溝に複数のフンの形跡を確認。中から3匹の黒ゴキブリが。

2.洗濯物に紛れ込んで持ち込まれる

洗濯機の近くに脱衣カゴを置いている場合、そこに湿った衣類があると、ゴキブリが水分を求めて潜り込むことがあります。そのまま洗濯機に入れてしまい、「洗濯機からゴキブリが出てきた!」と驚くケースが発生することも。

✅ 実際にあったケース

  • 洗濯機付近で見失ったゴキブリ駆除の依頼。捜索の結果、洗濯物と一緒に洗濯機の中から発見。

3.家の他の場所から侵入し、洗濯機に隠れる

ゴキブリが家の別の場所から侵入し、洗濯機の下や裏に隠れることがあります。洗濯機周辺は狭くて薄暗いため、ゴキブリにとって絶好の隠れ家になります。

✅ 実際にあったケース

  • リビングで発見したゴキブリが洗濯機の下に入り込んだまま出てこないため、駆除依頼をいただいた。ちなみに侵入経路はエアコン。

洗濯機周辺でのゴキブリ対策

前項で洗濯機周辺でゴキブリが出る理由を解説しました。次は、実際の対策をどのように行うかを解説します。

1.排水溝の対策

ゴキブリの侵入を防ぐため、排水溝のチェック を行いましょう。

  • 排水トラップの水を切らさない
    →長期間使用していない限りは排水トラップの水が乾くことはないので、そこまで心配はありません。

  • 排水溝カバーを設置する
    →排水溝カバーをしておくと、匂いの防止にもなるのでおすすめです。

  • 排水溝周辺の清掃を定期的に行う

2.洗濯機周辺の整理整頓

洗濯機周辺はできるだけ物が少なくスッキリしておくのが安心です。

  • 濡れたり湿っている衣類を長時間放置しない
    →ゴキブリはそこから水分を補給したりします。

  • 洗濯機の下や裏にブラックキャップを設置する
    →どうしても物を置かなければいけない場合は、毒餌を置いておく方法があります。

  • 不要な荷物やダンボールを洗濯機周辺に置かない
    →洗濯機は水回りの一つになるので、できるだけスッキリとしておくと良いです。

埼玉県衛生研究所の資料でも、ゴキブリ対策はまず、餌になる食べかすをなくし、台所や洗面所の水をよくふき取り、潜み場所になるすき間を減らすことが必要で、殺虫スプレーや粘着シートなどの薬剤はその上で使うように、とされています。洗濯機のまわりでも、濡れた物と物陰を減らすことが先で、毒餌はその後に足す物と考えてください。

3.洗濯かさ上げ台を使う(超おすすめ)

ゴキブリが好むのは背中とお腹がくっつくぐらいの隙間です。洗濯機は物によっては、洗濯機パンや床との隙間がほとんどないようなものがあります。こういった箇所には逃げ込まれやすいんですよね。見えないこと自体が不安を掻き立てる要素にもなります。

アメリカの研究(チャバネゴキブリ。Koehlerほか、1994年)によると、幅1.59〜12.72mmの隙間を選ばせた実験で、若い幼虫ほど狭い隙間を選び、成長するにつれて選ぶ隙間の幅が広がりました。

そこでおすすめなのが、洗濯かさ上げ台です。これを使うと、洗濯機と洗濯機パンや床との間の隙間が広がり、掃除もしやすくなり、かつ確認もしやすくなるので、個人的には手軽で効果を実感しやすい対策だと思っています。

外置き洗濯機の場合は別対策が必要

この記事の冒頭でも記述したように洗濯機を屋外に設置している場合は、侵入リスクがさらに高まるため、排水ホースや洗濯機の足元対策 も必要になります。

✅ 詳しくは「外置きの洗濯機は最低限のゴキブリ対策は必須!安心できる対策方法を解説」で解説しています。

排水口カバー・毒餌・かさ上げ台の例(広告を含みます)

本文の対策1〜3に出てきた物を、順に並べています。紹介する商品のリンクは広告(PR)を含みます。どれも置けば出なくなるという物ではありません。洗濯機パンや排水口の形、置ける広さはお宅ごとに違うので、寸法と取り付け方を確かめてから選んでください。

洗濯機とゴキブリに関するよくある疑問

お客様から現場でよくいただく洗濯機とゴキブリに関する質問や、不安に思われがちなポイントをQ&A形式でまとめました。

洗濯機の中にゴキブリが入ったのは、どこから?

考えられるのは主に3つで、脱衣カゴの湿った衣類に潜りこんだまま洗濯機に入れてしまう場合、洗濯機の排水口から上がってくる場合、ほかの部屋から来て洗濯機の下や裏に隠れる場合です。

GCleanの現場でも、見失ったゴキブリが洗濯物と一緒に洗濯機の中から見つかったことがあります。

洗濯機の中(洗濯槽)にゴキブリが住み着いて増えることは、まずありません。

水と洗剤が流れ、振動もあるためです。ただし、洗濯機の裏や底のあたりは暗くて暖かく、隠れ場所になることがあります。

上がってくることがあります。排水口のトラップにたまった水(封水)は下水からの虫や臭いを防ぎますが、東京都の資料によると、長い間水を流さないと蒸発してなくなることがあります。

GCleanの現場でも、洗濯機まわりの排水溝にフンがあり、中から3匹のクロゴキブリが見つかったことがあります。

まず、排水口のトラップに水(封水)があるか、「わん」(水をためる部品)が外れたり壊れたりしていないかを確かめてください。

東京都の資料は、トラップを1か月に1回程度清掃することをすすめています。そのうえで排水口カバーを付けておくと、臭いの防止にもなります。

洗濯機の下や裏は狭くて薄暗く、ゴキブリが隠れたまま出てこないことがあります。GCleanにも、リビングで見たゴキブリが洗濯機の下に入り込んで出てこない、というご依頼をいただいたことがあります。

待つ場合は、洗濯機の下や裏に毒餌(ブラックキャップなど)を置く方法があります。見失った1匹を探して捕まえてほしい場合は、今すぐゴキブリ退治もあります。

何度も見る場合は、洗濯機パンの裏など、目に見えない所に潜んでいることがあります。

GCleanの事例にも、チャバネゴキブリが洗濯機パンの裏やキッチンのシンク下に潜んでいた部屋があります(川口市の事例)。

段ボールは保温性が高く、隙間も多いため、ゴキブリの隠れ家になりやすい物です。

洗濯機のまわりには不要な段ボールを置かず、風通しを良くしておくことをおすすめします。

洗濯機まわりでゴキブリを見たら、ここで分かれます

外から入った1匹が隠れていただけか、見えない所に潜んでいるかで変わります。

自分で済ませてよい場合

  • 見たのは1匹で、そのあとは見ていない
  • 排水口・洗濯機の下・脱衣カゴのまわりに、フンが見当たらない
  • 排水口のトラップに水があり、「わん」も外れていない

この記事の対策(排水口の確認とカバー、洗濯機まわりの片付けと毒餌、かさ上げ台)を続けてください。

業者に頼んだほうがいい場合

  • 洗濯機のまわりで何度も見る、または小さな幼虫も見える
  • 排水口や洗濯機パンの裏のまわりに、フンや卵がある
  • どこから入ってくるのか分からない

洗濯機パンの裏など、目に見えない所に潜んでいることがあります。どこにいて、どこから入るのかを調べるところから行います。

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洗濯機付近のゴキブリ対策で安心な環境を

洗濯機内でゴキブリが繁殖することはありませんが、排水溝や洗濯物、家の他の場所から侵入する可能性があります。特に、長期間使用していない排水溝は侵入リスクが高いため、定期的な封水や防虫キャップの活用が重要だと思います。

また、脱衣カゴや洗濯機の下・裏はゴキブリの隠れ場所になるため、整理整頓とブラックキャップの設置を意識しておくと安心です。

洗濯機周辺のゴキブリ対策をしっかりしておけば、安心して生活できると思います。

ゴキブリに関しては、洗濯機だけでなく他にも対策すべき箇所は多くあります。もし、ご不安な場合はゴキブリ駆除業者GCleanにいつでもご相談ください。

この記事は、GCleanの施工者「ゴキブリ駆除の人」が監修しています。ゴキブリ駆除一筋10年以上。個人で手がけた現場は、累計5,000件です。防除作業監督者の資格を持っています。大使館や病院など、高度な管理が求められる現場での知見も踏まえ、あなたのお悩みにお応えします。

所属するGCleanは、2016年創業のゴキブリ専門の駆除業者で、調査から施工まで自社のスタッフが行います。GClean全体の施工は、累計1万件以上です(個人事業主の時代を含む)。くわしい経歴は、プロフィールページをご覧ください。

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