窓を閉めててもゴキブリは入っ て くる?プロが教えるその原因とは?

「窓を閉めていればゴキブリは入ってこない」と思っていませんか?多くの人がこのように考え、窓を閉めることでゴキブリの侵入を防げると信じています。しかし、実際には窓を閉めていてもゴキブリが家の中に入ってくることは十分にあり得ます。その原因は、ゴキブリが侵入できる経路が窓以外にもたくさん存在するためです。

ゴキブリの侵入を防ぐには、家の中のどこに侵入経路があるかを正確に把握し、対策を行うことが重要です。この記事では、窓を閉めていてもゴキブリが入ってくる主な原因と、見逃しがちなポイントについて解説します。

窓を閉めていればゴキブリは入ってこないのか?

窓を閉めている状態では、窓から大きなゴキブリが侵入することは100%ありません。成虫のゴキブリは体が大きいため、窓が完全に閉まっていれば、そこから侵入することは不可能です。

しかし、問題なのは幼虫の存在です。ゴキブリの幼虫は成虫に比べて非常に小さく、窓枠や網戸の小さな隙間、窓のサッシ部分からでも簡単に入り込むことができます。そのため、窓を閉めているだけでは、幼虫による侵入を完全に防ぐことはできないのです。

加えて、窓の隙間がほんのわずかでも開いていると、ゴキブリにとっては絶好の侵入経路となります。特に夜間、ゴキブリは光に引き寄せられるため、室内の灯りを目指して窓の隙間から侵入しようとするケースが多いです。

窓を閉めていてもゴキブリが入ってくる原因:侵入経路の可能性

ゴキブリはどこからでも侵入できるため、窓を閉めていても油断はできません。窓以外で考えられる主な侵入経路をいくつか紹介します。

エアコンのダクトや配管の隙間

エアコンの設置箇所や、室内機と室外機を繋ぐ配管部分には、隙間ができやすくなっています。特に、エアコンのホース周りや配管と壁との間にできる小さな隙間は、ゴキブリにとっては絶好の侵入ポイントです。エアコンを通して室内にゴキブリが入り込むことも珍しくありません。

排水管やその隙間

キッチンやバスルーム、トイレなどの水回りには、排水管が通っています。排水管の接合部分や床との境目に隙間があると、そこからゴキブリが侵入することがあります。また、排水管そのものを伝って上がってくることもあり、特に古い建物では排水管の劣化によって隙間が生じやすいため、注意が必要です。

ドアや換気扇、通気口

玄関ドアやベランダのドアの隙間も、ゴキブリが侵入しやすいポイントです。さらに、キッチンやバスルームに設置されている換気扇や通気口からも侵入する可能性があります。換気扇や通気口のフィルターが劣化していたり、隙間が生じていると、そこからゴキブリが入り込んでしまうことがあります。

見逃しがちな原因:人間の持ち込み

ゴキブリは、家の外から侵入するだけでなく、人間の行動を通じて持ち込まれることもあります。特に、以下のようなシーンではゴキブリが家に入ってしまうリスクがあります。

宅配便の荷物

宅配便を保管している倉庫や配送センターでは、ゴキブリが発生することがよくあります。その際に、段ボールにゴキブリの卵が付着したり、幼虫が段ボールの中に入り込んだりすることがあります。段ボールはゴキブリにとって格好の住処であり、また、紙や接着剤などの成分がエサになることもあるため、内部で幼虫が成長してしまうこともあります。

そのため、家に宅配便が届いた際には、段ボールをよく確認し、卵やゴキブリが潜んでいないかをチェックすることが重要です。特に、段ボールを保管したままにしておくと、その中でゴキブリが成長してしまうリスクがあるため、届いた段ボールはすぐに開封し、できるだけ早く処分することを心がけましょう。

飲食店でのカバンや衣服への付着

飲食店で発生するゴキブリは、チャバネゴキブリという種類が多く、これは日本でよく見られるゴキブリの中でも特に小さなサイズです。チャバネゴキブリは成虫でも体長が1.5cm前後と小さく、軽いため、服やカバンに付着しても気づかないことがほとんどです。そのため、飲食店に行った際に、知らないうちにカバンや衣服にゴキブリが付いてしまい、家に持ち帰るケースがあります。

特に飲食店は、ゴキブリにとってエサや水分が豊富な環境であるため、ゴキブリが発生しやすい場所でもあります。店内でバッグや上着を床やイスの隙間などに置くと、そこに隠れていたゴキブリが付着してしまうリスクが高くなるので、外出先から帰ったら衣服やカバンをよく確認し、場合によってはすぐに洗濯するなどの対策を行いましょう。このチャバネゴキブリは冬でも繁殖するので要注意です。

まとめ

窓を閉めているからといって、ゴキブリが部屋に入ってこないわけではないことをお分かりいただけたでしょうか。窓以外にも様々な侵入経路が存在するため、これらを見逃さずに対策することが重要です。ネットに掲載されている情報を参考に、自分で侵入経路を対策するだけでも、ゴキブリの侵入確率をかなり下げることはできます。

しかし、さらに細部まで徹底的に対策を行いたいという方は、ぜひGCleanのゴキブリ駆除・対策サービスをご検討ください。侵入経路は建物の構造や周辺環境によって異なるため、当社ではしっかりと調査を行い、お客様のご自宅に最適な対策を提供いたします。安心して暮らせる環境を作るため、ぜひプロの手をお借りください。

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