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新宿区マンションの「バルサン・ブラックキャップでも止まらない」チャバネゴキブリ駆除事例|ガス警報機と家電の熱源に潜む温床への処置

「バルサンもブラックキャップも、ムエンダーも試したのに、一向に数が減らない」――新宿区のマンションにお住まいのお客様から、そんなご相談をいただきました。ハッカ系の忌避スプレーも試されたそうですが、目立った効果は感じられなかったとのこと。唯一使っていなかった市販品はゴキブリホイホイ(粘着トラップ)で、「捕まえた後の処分を考えると、正直気持ち悪くて出せなかった」とお話しされていました。
チャバネゴキブリは繁殖力が高く、市販薬だけでは対処しきれないケースが少なくありません。現地調査の結果、原因はキッチン周辺、特にガス警報機の内部や家電の熱源部分に形成された複数のコロニー(集団)でした。
この事例の状況
建物種別: マンション(RC造)
築年数: 築30年以上
ゴキブリ種別: チャバネゴキブリ
施工日: 2024年11月
※掲載している事例は実際の対応内容に基づいていますが、お客様の特定を防ぐため、地域・建物の詳細など一部の情報を変更・組み合わせて掲載しています。

現地調査で分かったこと
新宿区のマンションで実施した現地調査では、キッチンを中心に複数のチャバネゴキブリのコロニー(集団)を確認しました。
お客様はすでに市販の置き型毒餌(ブラックキャップ等)、くん煙剤(バルサン)、霧タイプの薬剤(ムエンダー)、ハッカ系の忌避スプレーまで一通り試されていましたが、いずれも目立った効果は得られませんでした。
ブラックキャップについては、間違いだらけのブラックキャップ。それじゃ効果でないです。でも解説している通り、クロゴキブリには効果が期待できる一方、チャバネゴキブリにはほぼ効きません。チャバネゴキブリの多くは、飲食店など毒餌が広く使われてきた環境から荷物などに紛れて持ち込まれるため、住み着いた時点ですでに薬剤への抵抗性を獲得している個体が多いためです。
ムエンダーについても、ゴキブリムエンダー。これは使える。みんなが気づいていない、本当のヤバさ。で解説している通り、「今いる個体を追い出して駆除する薬」であり効果自体は強力ですが、卵には効かず、残効性も数日程度にとどまります。今回のようにキッチンに複数のコロニーがすでに定着し、繁殖が進んでいた状態では、1回の噴射だけでは追いつかなかったと考えられます。
特に注目すべきは、台所のガス警報機内部です。点検したところ、内部に多数の個体が潜伏し、黒い糞(フン)がびっしりと付着した生息形跡を確認しました。ガス警報機や家電の電装系は熱を持つためチャバネゴキブリが好んで潜むうえ、密閉された内部までは、くん煙剤の煙も霧タイプの薬剤も忌避スプレーも十分に浸透しません。市販薬をひと通り試しても効果が出なかったのは、薬剤自体の限界に加えて、この「聖域」に個体が居座り続けていたことが重なったためと考えられます。
施工内容
現地調査の結果を踏まえ、目視できる成虫の駆除に加え、チャバネゴキブリ特有の「熱源への執着」に着目し、以下の処置を実施しました。
薬剤耐性・忌避個体への対応
チャバネゴキブリは世代交代が早く、特定の毒餌に対して抵抗性を持った個体や、そもそもエサに反応しない個体が混在することがあります。なぜブラックキャップを置いてもゴキブリが出るのかという薬剤耐性のメカニズムを踏まえた上で、今回は毒餌に頼らず、触れるだけで駆除できるプロ用薬剤を潜伏箇所の深部へ直接届けました。
ガス警報機・電装系(バルサンが届かない箇所)への処置
ガス警報機内部や家電の電装系は、くん煙剤の煙が入り込みにくい構造です。こうした箇所に対し、残留性の高い薬剤をピンポイントで塗布し、煙に驚いて奥へ逃げ込む「パニック」を防ぎながら確実に処置しました。
物理的除去と卵鞘(らんしょう)対策
目視で確認できる成虫、および卵の入ったカプセル(卵鞘)を物理的に除去しました。チャバネゴキブリの卵は薬剤が浸透しにくいため、この段階での丁寧な除去が再発率を左右します。
時間差孵化を見据えた残留噴霧
隙間の奥に残った卵が後日孵化する可能性を踏まえ、冷蔵庫裏や棚の設置面など、幼虫の移動ルートとなりやすい箇所に、長期間効果が持続する薬剤を塗布しました。
料金と保証
今回の施工料金は52,800円(税込)。キッチンを中心とした高密度な生息域への処置を含み、施工後180日間の保証期間を設定しました。
GCleanでは床面積や間取りだけで機械的に料金を決めることはありません。発生状況・建物の構造的なリスク・お客様の不安の度合いを踏まえて「その家に本当に必要な対応」を組み立てた上で算出しています。そのため、同じような間取りのお宅でも金額は異なります。
料金の目安は、マンションのチャバネゴキブリ駆除の料金相場も参考にしてください。
施工後の経過
保証期間(180日)が満了した2025年5月時点で確認したところ、再発のご連絡はいただいておりません。施工から約2週間後、担当スタッフが近隣に伺った際にお客様のもとを再訪問して状況を確認したところ、「施工以降、一匹も見ていない」とのお話をいただいており、早い段階から高い効果を確認できています。
対応サービスのご案内
今回の事例は、チャバネゴキブリが特定の熱源に集中的に定着していた「発生対応」のケースでした。市販薬だけでは対処しきれないほど個体数が増えている場合、専門的な調査と処置が不可欠です。GCleanでは、こうしたチャバネゴキブリ特有の生態を踏まえたチャバネゴキブリの駆除サービスをご用意しています。
気になる質問
Q. 床面積(坪単価)で料金が決まるのですか?
いいえ。GCleanでは床面積や間取りだけで機械的に料金を決めることはありません。発生状況や建物の構造的なリスクなどを踏まえ、その家に本当に必要な対応を組み立てた上で算出しています。
Q. バルサンやブラックキャップだけでなく、ムエンダーやハッカ系の忌避剤も試したのに効かなかったのはなぜですか?
チャバネゴキブリの多くは、住み着いた時点ですでに毒餌への抵抗性を持つ個体が多く、ブラックキャップのような設置型毒餌はほぼ効きません。ムエンダーのような霧タイプの薬剤にも効果自体はありますが、卵には効かず残効性も数日程度のため、すでにコロニーが定着し繁殖が進んだ状態には力不足でした。加えて今回は、ガス警報機内部という薬剤が届きにくい場所に潜んでいたことも重なっています。GCleanでは、こうした耐性個体・卵・密閉された潜伏場所のすべてに対応できるプロ用薬剤で直接アプローチしています。
Q. 施工後、また同じ場所で発生しないか不安です。
卵鞘(卵の入ったカプセル)は薬剤が浸透しにくいため、目視での物理的除去と、孵化を見据えた残留噴霧を組み合わせて対応しています。180日間の保証期間内であれば、再発時は無償で対応します。
著者情報
本記事で解説した料金相場およびGCleanの価格設定は、以下の実績と知見に基づき算出されています。

ゴキブリ駆除の人(GClean)
【ゴキブリ駆除対策の専門家】 10年以上、ゴキブリ駆除一筋で活動。個人で5,000件、チームで10,000件以上の現場を解決してきました。一般家庭から、高度な衛生管理が求められる大使館・病院・温浴施設などの特殊現場まで幅広く担当。単なる薬剤散布に頼らず、建物の構造上の弱点を見抜く「侵入経路の特定」による根本解決を信条としています。国家資格「防除作業監督者」(証書番号 防第17128号)保有。この資格は建築物ねずみ昆虫等防除業登録に必要な人的要件であり、厚生労働大臣登録機関の講習を修了した者にのみ交付されます。
今回の現場についてのコメント:
「チャバネゴキブリを見かけると、まずはブラックキャップを置いたりバルサンを焚いたりする方が多いですが、実はそれが『解決を遅らせる原因』になることもあります。
彼らは『暖かい場所』が大好きです。冷蔵庫の基板やガス警報機。こうした場所はバルサンの煙を遮断しますし、近くにブラックキャップがあっても、心地よい温床からわざわざ出てこない個体もいるんです。
もし数ミリの薄茶色の個体を見かけたら、エサで誘い出すのを待つのではなく、『今、そこにいる場所』を物理的に叩くのが一番の近道。今回は、美観を損なわないプロ仕様の処置で、市販薬では手が届かなかった『本丸』をリセットしました。」