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港区24時間コンビニ・巣がないのに消えないチャバネゴキブリ駆除事例|原因は商品搬入車を介した店舗間の持ち込み

「レジ周りの床でチャバネゴキブリを頻繁に見かける。清掃は徹底しているはずなのに、なぜいなくならないのか」――。東京都港区で24時間営業するコンビニエンスストア様より、夏場の外気温上昇とともに目撃が増えているというご相談をいただきました。
現地調査では、チャバネゴキブリが巣を作りやすい什器のモーター周りやバックヤードの熱源、水回りを中心に精査しましたが、明確な生息巣(コロニー)は確認できませんでした。チャバネゴキブリは屋外を長距離移動することが苦手な種のため、店内に巣がないにもかかわらず個体が見つかり続けるという状態から、商品の納品に使われる段ボールや什器に紛れて他店舗から持ち込まれた可能性が高いと判断し、定着を防ぐ防御的な施工を行いました。
この事例の状況
建物種別: 店舗・飲食店
築年数: 築10〜30年
状況: 巣不在のまま商品搬入経由の持ち込みで発生継続
ゴキブリ種別: チャバネゴキブリ
施工日: 2025年8月
※掲載している事例は実際の対応内容に基づいていますが、お客様の特定を防ぐため、地域・建物の詳細など一部の情報を変更・組み合わせて掲載しています。

現地調査で分かったこと
店内のバックヤードや什器の裏、レジカウンター周辺の水回りなど、チャバネゴキブリが好んで巣を作る箇所を中心に精査しましたが、明確な生息巣は確認されませんでした。一方で、床面では複数の個体が単発で目撃される状態が続いていました。
チャバネゴキブリは暗く狭い隙間を好み、屋外を歩いて移動することが苦手な種です。そのため、24時間開放される自動ドアから歩いて侵入した可能性は低いと判断しました。より可能性が高いのは、商品の納品時に段ボールや什器に紛れて持ち込まれるルートです。チャバネゴキブリは、繁殖している店舗から貨物車の荷台や梱包資材を経由して別の店舗へ移動することがある種であり、24時間営業で搬入頻度の高いコンビニは、この「店舗間移動」の影響を受けやすい環境だと考えられます。店内で繁殖した個体ではなく、こうした経路で持ち込まれた個体が一時的に歩き回っている可能性が高いという前提に立ち、巣を叩く従来の「攻撃的な駆除」ではなく、侵入後の個体を確実に仕留める「防御的なバリア」を構築する方針に切り替えました。

施工内容
現地調査の結果を踏まえ、店内に大きな巣がないことを前提とした「防御的施工」を実施しました。
残留噴霧による高密度バリア構築 商品の荷捌きを行うバックヤードの搬入口や、そこから運ばれた段ボールが最初に置かれるレジ周りの床面、什器の足回り、壁の隙間を重点的に処置しました。長期間効果が持続するプロ用薬剤を丁寧に散布し、搬入物に紛れて持ち込まれた個体を確実に仕留める防護ラインを形成しています。
繁殖・定着の科学的な阻害 次の納品でも同じように個体が持ち込まれることを想定し、什器の裏などで新たな巣を形成できないよう、薬剤の残効性を活かして環境をコントロールしました。一時的な持ち込みが「繁殖」につながる連鎖を化学的に遮断しています。
中長期的な経過観察プランの策定 一度の施工で完結させるのではなく、営業を継続しながら薬剤バリアを維持・強化するプランを提案しました。定期的なモニタリングにより、納品のたびに繰り返される持ち込みの波を抑え込み、目撃数を段階的にゼロへ近づける運用としています。
料金と保証
今回の施工料金は55,000円(税込)。原因の特定が難しい難案件への精密調査とバリア施工を含み、180日間の保証を設定しました。
GCleanでは床面積や間取りだけで機械的に料金を決めることはありません。発生状況・建物の構造的なリスク・お客様の不安の度合いを踏まえて「その家に本当に必要な対応」を組み立てた上で算出しています。そのため、同じような間取りのお宅でも金額は異なります。
24時間営業の店舗特有の料金感については、飲食店・24時間営業店舗のゴキブリ駆除料金相場もあわせてご参照ください。
施工後の経過
保証期間(180日)が満了した2026年2月時点で確認したところ、再発のご連絡はいただいておりません。
対応サービスのご案内
今回のケースは、店内に巣を持たない個体が商品の搬入に紛れて持ち込まれ続ける「発生対応」型の事例でした。24時間営業で納品頻度が高い店舗ほど、清掃状況に関わらず段ボールや什器を介した店舗間移動の影響を受けやすく、単発の駆除だけでは目撃がゼロになりにくい傾向があります。
こうした商業施設特有の持ち込みリスクには、店舗の営業を止めずに搬入動線を含めて調査しバリアを構築する公共・商業施設ゴキブリ対策が適しています。施工後も薬剤バリアを維持しながら定期的にモニタリングを行い、発生を繰り返さない体制を整えました。
気になる質問
施工料金はどのように決まりますか?床面積で計算されますか?
GCleanでは床面積や間取りだけで機械的に料金を決めることはありません。発生状況や建物の構造的なリスク、お客様の不安の度合いを踏まえて必要な対応を組み立てた上で算出しているため、同じような広さの店舗でも金額は異なります。
店内を清掃していても、なぜゴキブリが出るのですか?
チャバネゴキブリは暗く狭い隙間を好み、屋外を歩いて長距離を移動するのは苦手な種です。そのため今回のケースでは、24時間開いている自動ドアから歩いて侵入したというより、商品の納品物に付着した個体や卵鞘(卵の入ったカプセル)が搬入時に紛れ込んだ可能性が高いと判断しました。発生源となる店舗から貨物車の荷台を介して別の店舗へ移動するのは、チャバネゴキブリでよく見られる経路です。店内の清掃状況に関わらず、こうした搬入ルートを介した持ち込みは起こり得ます。
営業を止めずに施工できますか?
はい。今回の施工も24時間営業を継続しながら、レジ周りや什器の足回りなど個体が通る場所へのバリア施工という形で対応しました。薬剤の残効性を活かすことで、営業中も防除効果を維持しています。
著者情報
本記事で解説した料金相場およびGCleanの価格設定は、以下の実績と知見に基づき算出されています。

ゴキブリ駆除の人(GClean)
【ゴキブリ駆除対策の専門家】 10年以上、ゴキブリ駆除一筋で活動。個人で5,000件、チームで10,000件以上の現場を解決してきました。一般家庭から、高度な衛生管理が求められる大使館・病院・温浴施設などの特殊現場まで幅広く担当。単なる薬剤散布に頼らず、建物の構造上の弱点を見抜く「侵入経路の特定」による根本解決を信条としています。国家資格「防除作業監督者」(証書番号 防第17128号)保有。この資格は建築物ねずみ昆虫等防除業登録に必要な人的要件であり、厚生労働大臣登録機関の講習を修了した者にのみ交付されます。
今回の現場についてのコメント:
今回のケースは、港区という繁華街特有の難しさがありました。24時間ドアが開いていて、商品の出入りが激しいコンビニでは、どれだけ中を綺麗にしても「外から運ばれてくるもの」を100%止めることは不可能です。
僕が以前担当したオフィスビルの店舗でも、原因は店内の汚れではなく、隣接する飲食店からの「迷い込み」と、配送業者の段ボールに付着した卵でした。こうなると、巣を叩く「攻撃的な施工」よりも、入ってきた個体が歩く場所に毒をまいておく「待ち伏せ(バリア)」の方が圧倒的に効果的です。
「掃除しているのに出る」というのは、店舗様にとって非常に不条理な悩みですが、プロの視点で「攻め」から「守り」に切り替えることで、現場の不安は必ず解消できます。