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退去後の空室マンションに繁殖したチャバネゴキブリ、あえて1週間置く「連鎖死滅」|八王子市の駆除事例

「前入居者様の退去後、室内を確認したらチャバネゴキブリが大量発生していた。新しい入居者様をお迎えするまでに完全に根絶してほしい」――。東京都八王子市の管理会社様より、そんな緊急のご依頼をいただきました。入居者様が不在の空室ではあったものの、キッチン周辺には大量の糞が固着し、極めて深刻な繁殖状態にあることが確認できました。表面上の個体数が落ち着いて見えても、隙間の奥には膨大な数が潜んでいる――。今回は、その習性を逆手に取った「あえて1週間待つ」連鎖死滅戦略で対応した事例をご紹介します。
この事例の状況
建物種別: マンション(RC造)
築年数: 築10〜30年
状況: 管理会社・オーナー依頼
ゴキブリ種別: チャバネゴキブリ
施工日: 2024年3月
※掲載している事例は実際の対応内容に基づいていますが、お客様の特定を防ぐため、地域・建物の詳細など一部の情報を変更・組み合わせて掲載しています。

現地調査で分かったこと
現地調査の結果、日中ということもあり表面上の個体数こそ落ち着いて見えましたが、キッチンカウンター下には大量の糞が固着し、隙間の奥底には膨大な数のチャバネゴキブリが潜伏していると推測されました。糞の蓄積量と拡散範囲から判断すると、家中の複数箇所に生息域が及んでいる、深刻度の高い繁殖状態でした。
このような高密度の現場で薬剤を散布し表面上の個体だけを殺しても、隙間の奥に隠れた個体と卵は生き残り、新しい入居者様の生活が始まってから再び姿を現すリスクが残ります。今回は、その再発を防ぐための段取りが必要でした。

施工内容
東京都八王子市の1LDKマンションにおいて、入居前のチャバネゴキブリ駆除施工を実施。新生活開始までの限られた期間内で駆除を終えるため、以下の工程を完了した。
初期連鎖死滅施工: 薬剤を摂取した個体が巣に戻り、その糞や死骸を仲間に食べさせることでドミノ倒しのように死滅させる特殊薬剤を先行配置。クリーニング前の「静かな環境」を利用し、警戒心の解けた個体が薬剤を仲間の隅々まで広める時間を1週間確保した。
潜伏箇所の最終確認と死骸除去: 1週間後、薬剤の効果を確認。隙間の奥から這い出して死滅した大量の個体および卵の殻を徹底的に回収・清掃した。これにより、次世代の発生源と集合フェロモンを物理的にリセットした。
壁内・隙間のバリア施工: 什器の裏側や壁内部の配管隙間など、将来的に侵入経路となり得る箇所へ、長期間効果が持続する薬剤を二重に施工。新入居後に外部から個体が持ち込まれた際も、定着を許さない環境を構築した。
料金と保証
今回の空室での集中駆除の料金は36,300円(税込)。180日間の再発保証を付け、期間中に再発があれば追加料金なしで対応する形にしました。ご自身が管理する物件の目安を知りたい方は、退去後の空室対応にかかるゴキブリ駆除の料金相場もあわせてご確認ください。
GCleanでは床面積や間取りだけで機械的に料金を決めることはありません。発生状況・建物の構造的なリスク・お客様の不安の度合いを踏まえて「その部屋に本当に必要な対応」を組み立てた上で算出しています。そのため、同じような間取りのお部屋でも金額は異なります。
施工後の経過
保証期間(180日)が満了した2024年9月時点で確認したところ、再発のご連絡はいただいておりません。
対応サービスのご案内
今回は、前入居者様の退去後、新しい入居者様をお迎えするまでの空室期間を使って発生源を駆除した事例でした。このように「入居後にクレームが出てから対応する」のではなく、「入居前の空室のうちに駆除を終わらせておきたい」という管理会社様・オーナー様には、入居前のゴキブリ対策をご案内しています。特に今回のような高密度の発生現場では、新生活が始まる前に潜伏個体・卵まで含めて対応できるかどうかが、入居後の再発リスクを大きく左右します。
気になる質問
Q. 同じような1LDKのお部屋でも、駆除費用が変わることはありますか?
A. はい、あります。GCleanでは床面積や間取りだけで機械的に料金を決めることはしていません。発生状況・建物の構造的なリスク・お客様の不安の度合いを踏まえて必要な対応を組み立てるため、同じ間取りでも金額は異なります。
Q. 新しい入居者様に、以前ゴキブリが発生していたことを気づかれないようにできますか?
A. はい。今回のように空室期間中に施工を完了させることで、入居者様は駆除の痕跡に触れることなく新生活をスタートできます。死骸や卵の殻もすべて回収・清掃したうえでお引き渡しいただけます。
Q. なぜ即日で終わらせず、あえて1週間も期間を置くのですか?すぐに終わらせたい気持ちもあるのですが。
A. お気持ちはよく分かりますが、焦って強い薬剤をすぐに散布すると、生き残った個体が壁の奥深くに逃げ込み、入居後に再び姿を現す悪循環に陥りやすいためです。1週間の猶予を置くことで、薬剤の効果を仲間の隅々まで行き渡らせる「連鎖」を起こし、卵から出てきた個体にも薬剤を効かせることをねらいます。急がば回れの期間設定が、再発防止につながると考えています。
著者情報
本記事で解説した料金相場およびGCleanの価格設定は、以下の実績と知見に基づき算出されています。

ゴキブリ駆除の人(GClean)
【ゴキブリ対策専門家 / 現場責任者】
10年以上、ゴキブリ駆除一筋で活動。個人で5,000件、チームで10,000件以上の現場を解決してきました。一般家庭から、高度な衛生管理が求められる大使館・病院・温浴施設などの特殊現場まで幅広く担当。単なる薬剤散布に頼らず、建物の構造上の弱点を見抜く「侵入経路の特定」による根本解決を信条としています。
今回の現場についてのコメント:
今回の現場は、管理会社様が早期に発見し、僕たちに相談してくださったのが最大の勝因でした。実は、焦ってすぐに強いスプレーを撒いてしまうと、生き残ったゴキブリが壁の奥深くに逃げ込んでしまい、入居後にまた出てくるという悪循環に陥りやすいんです。
僕が以前担当した空室の現場でも、「明日入居だから今すぐ殺して」と言われたことがありましたが、それでは卵まで仕留めるのは難しい。今回のように「1週間」の時間をいただくことで、ゴキブリたちに薬剤の効果を仲間の隅々まで配ってもらう「連鎖」を起こすことができます。これが、GCleanが期間を置いて施工する理由です。
死骸を片付けた後のスッキリした部屋を見れば、新しく入られるお客様もきっと安心していただけるはずです。