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ブラックキャップでも毎年再発したクロゴキブリ、温床はキッチン収納の奥|古河市・築20年一戸建ての駆除事例

「ブラックキャップを置き始めた最初の頃は、ゴキブリをほとんど見かけなかった。それなのに、ここ数年は毎年夏になるとキッチンで何度も見かけるようになった」――。茨城県古河市の築20年の一戸建てにお住まいのお客様より、こうしたご相談をいただきました。「効いていたのに、急に効かなくなった」ように感じるかもしれませんが、実際はブラックキャップの効果が薄れたわけではなく、たまたま新規の侵入が無かった期間がたまたま続いていただけで、その間に建物の経年劣化と糞の蓄積が静かに進んでいた、というのが実態でした。築20年という節目は、建物の歪みや配管まわりの劣化によって、目に見えない「侵入の穴」が確実に増えてくる時期でもあります。
この事例の状況
建物種別: 一戸建て
築年数: 20年
ゴキブリ種別: クロゴキブリ
施工日: 2025年6月
※掲載している事例は実際の対応内容に基づいていますが、お客様の特定を防ぐため、地域・建物の詳細など一部の情報を変更・組み合わせて掲載しています。

現地調査で分かったこと
キッチン周辺を入念に調査したところ、引き出しレールの奥や収納の死角に、クロゴキブリ特有の黒く粒状の糞が大量に蓄積しているのを発見しました。この糞には「集合フェロモン」と呼ばれる、仲間を呼び寄せる物質が含まれています。毎年同じ場所に発生を繰り返していたのは偶然ではなく、この場所がフェロモンによって「入りやすく、居心地の良い場所」としてマーキングされ続けていたためです。
あわせて、給排水管の立ち上がり部や壁の巾木(はばき)にも、経年劣化によって生じたわずかな隙間が確認されました。築20年相応の劣化が、そのまま侵入経路として機能していたことになります。ブラックキャップのような設置型の毒餌は、あくまで室内に入ってきた個体がそれを食べて初めて効果が出るものであり、すでに蓄積した集合フェロモンや構造的な隙間そのものを解消するものではありません。そのため、毒餌を置いていても被害が毎年再発していたと考えられます。
📍 あわせて読みたい: 市販の毒餌の効果と限界についての詳しい解説はこちら。 👉 間違いだらけのブラックキャップ。それじゃ効果でないです。

施工内容
茨城県古河市の築20年一戸建てにおいて、集合フェロモンの除去と侵入経路の封鎖を軸とした施工を実施しました。
集合フェロモンの除去・除菌: 引き出し奥や収納死角に蓄積していた糞を専用のブラシで掻き出したうえで、フェロモン分子を分解する薬剤で除菌・消臭処理を行いました。外部の個体が「かつて仲間がいた場所」だと認識できないよう、現場の生息記憶をリセットしています。
経年劣化による隙間の物理封鎖: 給排水管の立ち上がり部と壁の巾木に見つかった隙間を、防虫パテと専用資材で密閉しました。数ミリの隙間も残さず塞ぎ、外部からの新たな侵入経路を断っています。
予防散布と180日保証: 床下・天井裏の通気口付近にも予防薬剤を散布し、万一別の場所から侵入があっても定着させない環境を整えました。この施工内容に180日間の保証を付帯しています。
料金と保証
今回の施工料金は52,800円(税込)で、180日間の保証を付帯しています。
GCleanでは床面積や間取りだけで機械的に料金を決めることはありません。発生状況・建物の構造的なリスク・お客様の不安の度合いを踏まえて「その家に本当に必要な対応」を組み立てた上で算出しています。そのため、同じような間取りのお宅でも金額は異なります。今回のケースでは、フェロモンという「原因物質」への対応と、隙間封鎖という「構造」への対応の両方が必要だったため、この内容になりました。
一戸建てのゴキブリ駆除料金相場 もあわせてご確認ください。
施工後の経過
保証期間(180日)は2025年12月に満了しており、2026年7月現在まで再発のご連絡はいただいておりません。
対応サービスのご案内
今回のように、対策と発生を毎年繰り返してきたご家庭では、単発の駆除処置だけでなく、住まい全体を見据えた防除体制を整えることが再発防止の鍵になります。集合フェロモンの除去や隙間封鎖といった今回の施工内容は、まさに住まいのゴキブリ駆除対策の一環として提供しているものです。「対策しているのに毎年出る」とお悩みの方は、一度ご相談ください。
気になる質問
Q. なぜ他社のように床面積(坪単価)で料金が決まらないのですか?
A. GCleanでは床面積や間取りだけで機械的に料金を決めることはありません。発生状況・建物の構造的なリスク・お客様の不安の度合いを踏まえて「その家に本当に必要な対応」を組み立てた上で算出しています。そのため、同じような間取りのお宅でも金額は異なります。
Q. 市販のブラックキャップを置いているのに、なぜ効果がなかったのですか?
A. ブラックキャップのような毒餌は、見つけて食べた個体を減らす効果はありますが、すでに蓄積した糞由来の集合フェロモンや、配管まわりの構造的な隙間そのものを解消するものではありません。フェロモンが残っている限り外部の個体を呼び寄せ続けてしまうため、糞の除去と隙間の封鎖をセットで行う必要があります。
Q. 毎年同じ時期に出ていましたが、来年も同じことが起きませんか?
A. 集合フェロモンを除去し、侵入経路になっていた隙間を物理的に塞いでいるため、これまでと同じ経路・同じ原因での再発は起こりにくくなっています。180日間の保証期間を設けており、今回も満了時点で再発のご連絡はいただいておりません。
著者情報
本記事で解説した料金相場およびGCleanの価格設定は、以下の実績と知見に基づき算出されています。

ゴキブリ駆除の人(GClean)
【ゴキブリ駆除対策の専門家】 10年以上、ゴキブリ駆除一筋で活動。個人で5,000件、チームで10,000件以上の現場を解決してきました。一般家庭から、高度な衛生管理が求められる大使館・病院・温浴施設などの特殊現場まで幅広く担当。単なる薬剤散布に頼らず、建物の構造上の弱点を見抜く「侵入経路の特定」による根本解決を信条としています。国家資格「防除作業監督者」(証書番号 防第17128号)保有。この資格は建築物ねずみ昆虫等防除業登録に必要な人的要件であり、厚生労働大臣登録機関の講習を修了した者にのみ交付されます。
今回の現場についてのコメント:
今回のように「対策しているのに毎年同じ場所で出る」というケース、実は原因はシンプルなんですよね。糞に含まれる集合フェロモンが「ここは安全」のサインになって、外の個体を呼び寄せ続けてしまう。市販の毒餌は目の前の個体には効いても、このフェロモンそのものを消すことはできないんです。
築20年前後の住宅だと、配管まわりや巾木にできる数ミリの隙間が、想像以上に大きな入り口になっていることが多いです。今回も、糞の除去とフェロモンの分解処理、そして隙間の物理封鎖をセットで行ったことで、施工後は再発のご連絡をいただいていません。
「毎年のことだから仕方ない」と諦めるのではなく、原因ごと断ち切ることが、結果的に一番の近道だと思います。